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②更年期の不眠・睡眠障害あれこれ~part2~

執筆者の写真: yogamaya6yogamaya6

更新日:2021年11月14日

前回は自律神経の乱れによる不眠や睡眠障害のお話でした。

今回は次のふたつのタイプです。


熟睡したのに疲労があるタイプ

6~8時間くらい寝たのに、朝がだるい。疲れが残っている。


これは巡りの悪さからくることが多いです。身体の巡りが悪く、疲労物質や老廃物が滞っていて、寝てもスッキリできないタイプ。

巡りが悪くなると疲れやすくなるので、横になりたくなるのですが、寝てばかりいると、より巡りが悪くなりますから、少し休憩を入れたらストレッチやヨガをして巡りを良くしましょう。


こちらも併せてお読みください。

めぐりの悪さからくる更年期症状のセルフケア


早朝に目が覚めてしまうタイプ

加齢とともに増えてくる症状です。元気であれば問題ありません。

しかし、体内時計が狂っていることが原因だったり、運動不足や不規則な生活が原因の場合は改善を。

太陽の光を浴びて体内時計をリセット、ヨガをして運動不足も解消しましょう。


~簡単セルフケア~

季節や気温にもよりますが、一日30分程度、太陽光を浴びると体のリズムは整いやすくなります。朝の洗濯物干しや、通勤、通学、お買い物は、体内時計リセットに繋がります。

曇り空の多い梅雨時期や、太陽の光が弱い冬の時期は体内時計も狂いやすくなります。


~おすすめヨガポーズ~

朝日または夕日に向かってスリアナマスカーラ(太陽礼拝)をして体内時計リセット!

時間がない方は朝から夕方までのどこかのタイミングでもOK👍️

夕方までにしっかり体を動かすことで安眠に導いてくれます。

夜は神経を鎮めて睡眠の質を高めたいので、夜に行うなら座って前屈がおすすめです。



※YogaMayaオリジナルイラスト®️


~アーユルヴェーダ豆知識~

アーユルヴェーダでは、60歳から老年期と考えます。ヨガ修行者は70歳からが老年期。

ヨガを習慣にしている方はマイナス10歳🙌

体も心も若いですよ。

これは事実だと思います。


加齢と共に早朝に目が覚めることは、古くから言われていて、その場合は、すぐに起き上がって活動しないように勧めています。


早く起きすぎた朝は瞑想や読書がおすすめ。

なぜなら、アーユルヴェーダでは、日の出の96分前は、とても神聖な時間と考えられています。

早く起きた日に、外の空気を吸うと、とても澄んでいて、自動車の音もなく静寂で、気持ちよさを感じたことがありませんか?

また、この時間は、記憶力が良い時間と言われ、学びに最適な時間となります。


ヨガ修行者たちは、この時間に瞑想からスタートし、少しづつ太陽が昇って、地球が動き始めるとともにヨガをする。

そのあとに、新鮮な季節の野菜やフルーツを中心に朝食の準備をして…

そう、宇宙のリズムに合わせることが健康の秘訣です。

それは、本当の優雅さ、豊かさかもしれませんね。


~ヨガクラス情報~


一週間無料体験


~過去の更年期に関するブログ一覧~

更年期と更年期障害は別物


なぜ更年期に辛い症状がでるの?


めぐりの悪さからくる更年期症状のセルフケア


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~髙杉詩帆・プロフィール~

20代から重度の子宮内膜、腺筋症、チョコレート嚢腫を患い、辛い生理痛、PMS、排卵痛で元気で過ごせるのは月のうち5日程度でした。

副作用の強い投薬治療や手術の経験から、自分も含め一人でも多くの女性が健やかに過ごせるように改善と予防の勉強と実践をし続けています。自身も再発せずに9年になりました。

現在は更年期世代に入りましたが、若い頃よりも、からだも気持ちも健やかに過ごせています。

ヨガクラスでは、PMS、生理痛、更年期、閉経後のケアにとても大事な「温める」「巡りを良くする」「しなやかな骨盤底」「心のケア」をコンセプトにした女性のためのヨガを伝えています。

体調改善、再発予防のために、ヨガ、アーユルヴェーダ、心理学、西洋、東洋に関わらず、いろんなことを勉強し、実践してわかったこと、効果が出たものは、昔々から言われている大事な原点ばかりでした。

どんな病気も基本のケアは同じ。 私の経験も折り込みながら、女性の心やからだのこと、ヨガやアーユルヴェーダの知恵を楽しく学べるように発信していきます。

どうぞよろしくお願い致します。

㈱Maya代表 / 女性のためのヨガインストラクター / メンタルケア心理士 / 准メンタルケア心理専門士 / 腸セラピスト

 
 
 

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