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①更年期の不眠・睡眠障害あれこれ~part1~

執筆者の写真: yogamaya6yogamaya6

更新日:2021年11月14日

不眠には種類がいろいろあります。


入眠障害タイプ

なかなか寝付けない。敏感になって、物音や家族の話し声やテレビの音が大きく感じ眠れない。


途中覚醒タイプ

寝れたものの、すぐに起きてしまう。夜中も何度も起きてしまう。


この2つは自律神経の乱れが原因により症状が強く出ることが多いです。

特に寝る前のスマホや寝酒をやめると早く改善される方も多いですし、重症化する前に対策を。


自律神経とホルモンバランスは連動していますので、更年期世代で女性ホルモンが低下してくると、自律神経も乱れやすくなりますし、自律神経が乱れるライフスタイルは女性ホルモンの乱れにも繋がります。


私もライフスタイル次第で不眠になります。

寝る前に映画を観るのが、若い頃から大好きな時間。

しかし、年齢と共にそれをやると眠れなくなりました。

しっかりヨガをして、寝る前は読書に変えると全然違う。

音も気にならず、ぐっすり眠れて翌日の体力が違う!


若い頃、ずいぶん年上の知人が、夜は神経がピリピリしていて、怒ってばかりいてヒステリックな人だと思っていましたが、今から思うと更年期症状だったんだろうな。と、思います。

あのようになりたくないな。と、思っていましたが、同じ世代になり、同じ症状を経験すると、更年期のことを勉強してなかったら、同じようになっていたかも。と、思います。

きちんと更年期の勉強をしておくことで、症状に振り回されて迷惑をかけたり、自己嫌悪に陥ることも予防してくれます。


~アーユルヴェーダ豆知識~

アーユルヴェーダでは22:00から2:00までは熟睡してて欲しい時間。

この間に1日の出来事を身体や脳で修復したり変換(記憶)したりする大切な時間です。

夜更かしの方は、修復や変換が追い付かず、記憶力や集中力が低下しますし、老化も進みます。

早寝・早起きの大切さや、お肌のためのゴールデンタイムとはよく聞きますが、何千年も前から言われてきたことなのです。


~不眠改善のためのアーユルヴェーダケア~

寝る1時間半くらい前にホットミルクを飲む。

インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」では睡眠障害の治療を目的に、就寝前にホットミルクを飲みます。


ミルクには睡眠ホルモンであるメラトニンの材料となるトリプトファンが含まれ、自然な睡眠を誘う。とも、言われていますが、飲んですぐにメラトニンにはならないので、その作用が効いて眠れるというよりは、ホットミルクを飲むと、一時的に体温が上昇し、しばらくすると体温が下がり、このタイミングが眠りにつきやすくなります。

また、ホッと一息、ホットミルクを飲む時間が「リラックス」に繋がり副交感神経を優位にして眠りの質を上げているかもしれませんね。

ホットミルクにギーオイルやカルダモンをプラスすると、記憶力アップ、胃腸の調子を整えデトックス効果を高めるだけでなく、とっても美味しいですよ。


自律神経が乱れるライフスタイルやセルフケア方法はこちらをご覧ください↓


次回は違うタイプの不眠についてお話しましょう♪


~ヨガクラス情報~


一週間無料体験


~過去の更年期に関するブログ一覧~

更年期と更年期障害は別物


なぜ更年期に辛い症状がでるの?


めぐりの悪さからくる更年期症状のセルフケア


~髙杉詩帆・プロフィール~

20代から重度の子宮内膜、腺筋症、チョコレート嚢腫を患い、辛い生理痛、PMS、排卵痛で元気で過ごせるのは月のうち5日程度でした。

副作用の強い投薬治療や手術の経験から、自分も含め一人でも多くの女性が健やかに過ごせるように改善と予防の勉強と実践をし続けています。自身も再発せずに9年になりました。

現在は更年期世代に入りましたが、若い頃よりも、からだも気持ちも健やかに過ごせています。

ヨガクラスでは、PMS、生理痛、更年期、閉経後のケアにとても大事な「温める」「巡りを良くする」「しなやかな骨盤底」「心のケア」をコンセプトにした女性のためのヨガを伝えています。

体調改善、再発予防のために、ヨガ、アーユルヴェーダ、心理学、西洋、東洋に関わらず、いろんなことを勉強し、実践してわかったこと、効果が出たものは、昔々から言われている大事な原点ばかりでした。

どんな病気も基本のケアは同じ。 私の経験も折り込みながら、女性の心やからだのこと、ヨガやアーユルヴェーダの知恵を楽しく学べるように発信していきます。

どうぞよろしくお願い致します。

㈱Maya代表 / 女性のためのヨガインストラクター / メンタルケア心理士 / 准メンタルケア心理専門士 / 腸セラピスト

 
 
 

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