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めぐりの悪さからくる更年期症状のセルフケア~更年期基礎③~

執筆者の写真: yogamaya6yogamaya6

更新日:2021年11月14日

こんにちは👋😃

先日、オンラインヨガクラスが始まる前に、生徒さんが「先生が健康になって嬉しいです」と、仰ってくれました。

私のことを、自分のことのように喜んでくれる優しさに涙が出そうになるのをグッと堪えました。涙

伝える立場にいながらも、生徒さんから、いつもたくさんの愛情とエネルギーを頂いています。心より感謝申し上げます。

これからも、私にできることをお伝えして、皆様の健康のサポートができたら幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします☘️


さて、今回から更年期によくある症状をカテゴリーに分け、セルフケア方法を紹介したいと思います。更年期症状に限らず、PMS、日々の体調ケアとしてもお試しください。


カテゴリー1:「巡りの悪さからくる症状」

体の巡りが悪いと、このような症状が強く出ます。ヨガではプラーナの流れが悪くなる。と、言います。


・だるい

・疲れやすい

・やる気がでない

・気分の落ち込み

・イライラ

・人と会いたくない

・寝起きが辛い

・頭痛

・肩こり、首こりなどが酷い

・浮腫み

・体が重たい

・生理前に胸が張る

など。


更年期世代が胸が張るのは、若いのではなく滞りの証拠と言われています。残念なお知らせ(涙)


~体験談~

・やらなきゃいけないこと、やりたいことが、たくさんあるのに、なかなか進まない。家族の夕飯を作るのも、しんどい。


・すぐに横になりたくなる。職場や家族に怠けてると思われたくなくて無理をしてしまう。


・楽しみにしていた友達との食事や、習い事も、行くのが億劫になりキャンセルしてしまう。


カテゴリー1のような症状は、体の巡りが悪くなり、溜まった疲労物質が排出できてないために起こりやすくなります。

巡りが悪いと、疲労物質や老廃物も排出できず疲れやすくなり、逆に栄養も吸収できない、ホルモンも巡らないので、元気も出ないという悪循環。

心と体は繋がってますから、感情やエネルギーの流れにも影響が出て、人と会いたくないと感じ、塞ぎこんでしまったり、人の言動にイライラしやすくなります。


~このような症状が強く出やすい方~


・立ち仕事

・座りっぱなしの仕事

・姿勢が悪い

・運動不足

・浮腫みやすい

・低血圧の方

・下肢静脈瘤がある

・手足が冷たい

・足がつる

・胃腸の調子が悪い

・梅雨時期は湿気を溜め込めやすい体質の方(アーユルヴェーダではカパ体質といいます)


~日常でできる簡単セルフケア~

①こまめにストレッチをしてください。座ったタイミング、立ったタイミング、こまめにストレッチすると、めぐりが良くなり疲労物質が流れ出します。


②仰向けでお尻を壁際にして脚を上げてください。脚には汚れた血液が溜まっています。

巡りが悪い方や、低血圧の方、下肢静脈瘤がある方は、足に溜まった血液を心臓に戻す力が弱く滞りが起きやすいです。

脚上げをして、溜まった血液を心臓に戻してあげましょう。

お尻の下に枕を敷いてお腹の位置を心臓より高くすると、子宮・卵巣の活性化に繋がり、婦人科系トラブル・不妊の改善の効果が期待できます。生理中は子宮をお休みさせたいので、お尻の下の枕は外してください。


③ふくらはぎをマッサージする

ふくらはぎは第二の心臓と言われていて、脚に溜まった血液を心臓に戻すポンプの役割をしてくれてます。ふくらはぎに筋肉が少ない方、筋肉があってもカチカチの筋肉の方、ふくらはぎが冷えてる方は戻す力が弱まりますので、温めたり、マッサージをしてください。足湯も良いですよ。


④深呼吸をする

深い呼吸をするだけでも巡りは良くなります。浮腫を感じたら深い呼吸を1分間。手足が冷えてるなと思ったら深い呼吸を1分間。これなら、どんなに忙しくてもできますね。深い呼吸をするヨガが良いと言われるのも納得。


~おすすめヨガポーズ~

サランバサルバングアーサナ(肩立ちのポーズ)

足を高く上げて、足に溜まった血液を心臓に戻します。甲状腺機能のバランスを整え、体と心をニュートラルにしてくれるポーズ。

*生理中、マタニティさん、腰に問題がある方はしないでください。

*yogamayaオリジナルイラスト®


~ヨガクラスでケア~

オンラインヨガは、5/22(土)「女性のためのヨガ」を見逃し配信サイトからご覧ください。今回のことを説明しながらヨガを行っています。普段のケアとして、深い呼吸で行うヨガは、巡りを良くする効果がありますので、どのクラスでも🆗

*見逃し配信は視聴期間がございます。

ヨガサークル「女性のためのヨガ」は6月より再開になりました。

久しぶりに皆さんにお会いできるが楽しみです♪






~髙杉詩帆:プロフィール~

20代から重度の子宮内膜、腺筋症、チョコレート嚢腫を患い、辛い生理痛、PMS、排卵痛で元気で過ごせるのは月のうち5日程度でした。

副作用の強い投薬治療や手術の経験から、自分も含め一人でも多くの女性が健やかに過ごせるように改善と予防の勉強と実践をし続けています。自身も再発せずに9年になりました。

現在は更年期世代に入りましたが、若い頃よりも、からだも気持ちも健やかに過ごせています。

ヨガクラスでは、PMS、生理痛、更年期、閉経後のケアにとても大事な「温める」「巡りを良くする」「しなやかな骨盤底」「心のケア」をコンセプトにした女性のためのヨガを伝えています。

体調改善、再発予防のために、ヨガ、アーユルヴェーダ、心理学、西洋、東洋に関わらず、いろんなことを勉強し、実践してわかったこと、効果が出たものは、昔々から言われている大事な原点ばかりでした。

どんな病気も基本のケアは同じ。 私の経験も折り込みながら、女性の心やからだのこと、ヨガやアーユルヴェーダの知恵を楽しく学べるように発信していきます。

どうぞよろしくお願い致します。

㈱Maya代表 / 女性のためのヨガインストラクター / メンタルケア心理士 / 准メンタルケア心理専門士 / 腸セラピスト

 
 
 

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