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更年期と更年期障害は別物/更年期基礎①

執筆者の写真: yogamaya6yogamaya6

更新日:2021年11月14日

更年期と更年期障害の違いをご存知ですか。

閉経年齢とはいつのこと?

言葉は聞きなれているけど、意外に知らない更年期や閉経のこと。

基礎から学びましょう🎵


閉経は最後の生理から一年ないと閉経です。

閉経の前後10年が更年期で、思春期や老年期と同じように誰にでもあります。


もし、あなたが50歳の5月の生理から、51歳の5月まで生理がなかったら、あなたの閉経年齢は50歳になります。

そして、あなたの更年期は45歳~55歳になります。

閉経年齢と、更年期に突入した年齢は、個人差があり、後になってわかるものなのです。


自分の閉経年齢を把握するためにも、生理はスケジュール帳に記入していたほうが良いですね。


病気などで卵巣や子宮を摘出し、月経で閉経を判断できない場合は、お医者さんが、ホルモン値の検査、年齢などを総合的に評価して、判断してもらうことができます。


一方、更年期障害は、更年期によくある辛い症状(更年期症状)が強く出て、生活に支障が出た場合を更年期障害と言います。


「あの時、更年期(障害)だったのね~。」と、いう台詞を聞いたことありませんか?


でも、ちょっと待って!

自分が不調だった理由が更年期症状だったと何年も後にわかるって辛すぎませんか?


更年期によくある、不安定さだと気がつかずに、イライラしたり、やる気が起きない自分を責めたり、人間関係がギクシャクしたり、会社を辞めてしまう方もたくさんいるのです。


もっと早く気がついていれば、我慢したり、自分に振り回されたり、辛い思いをしなくても緩和する方法があったはずです。


更年期前から、更年期、閉経、閉経後によくある症状や、病気のリスク、予防や緩和する方法をきちんと勉強しておくことは、自分を助けることに繋がります。


更年期って、女性ホルモンがアップダウンしながら下がっていくから、急な変化にからだが対応できず、昔みたいに動けなくて当然。

そんな時に、昔と同じように無理して動こうとすれば、悪化したり、体調を崩してしまうことも。


「更年期」を「幸年期」と言う人もいます。

「自分を更新する時期」とも言われます。


若いころ、たくさんたくさん、無理もしながら頑張ってきたのだから、そろそろ自分のからだと心の幸せのためのスローライフに切り替える時期なのかな。と、私は思ってます。


自分を大切にして、老年期になっても介護なしで生きていければ、周りの大切な人の幸せにも繋がってきます。


私たちの女性専用オンラインヨガでは、ヨガだけではなく、経血コントロール、生理痛、PMS、子宮内膜症や子宮筋腫、不妊などの婦人科系の悩み、妊娠・出産、更年期、閉経後まで、女性の変化する「心とからだ」のことも学びます。

自分をケアする方法のひとつとして、何千年前からあるヨガやアーユルヴェーダの知恵は、現代の女性にも大きな助けとなる道具です。

一緒に少しずつ学んでいきましょう🎵


髙杉 詩帆


~プロフィール~

20代から重度の子宮内膜、腺筋症、チョコレート嚢腫を患い、辛い生理痛、PMS、排卵痛で元気で過ごせるのは月のうち5日程度でした。

副作用の強い投薬治療や手術の経験から、自分も含め一人でも多くの女性が健やかに過ごせるように改善と予防の勉強と実践をし続けています。自身も再発せずに9年になりました。

現在は更年期世代に入りましたが、若い頃よりも、からだも気持ちも健やかに過ごせています。

ヨガクラスでは、PMS、生理痛、更年期、閉経後のケアにとても大事な「温める」「巡りを良くする」「しなやかな骨盤底」「心のケア」をコンセプトにした女性のためのヨガを伝えています。

体調改善、再発予防のために、ヨガ、アーユルヴェーダ、心理学、西洋、東洋に関わらず、いろんなことを勉強し、実践してわかったこと、効果が出たものは、昔々から言われている大事な原点ばかりでした。

どんな病気も基本のケアは同じ。 私の経験も折り込みながら、女性の心やからだのこと、ヨガやアーユルヴェーダの知恵を楽しく学べるように発信していきます。

どうぞよろしくお願い致します。

㈱Maya代表 / 女性のためのヨガインストラクター / メンタルケア心理士 / 准メンタルケア心理専門士 / 腸セラピスト

 
 
 

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