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ヨガのモチベーションが下がったら

執筆者の写真: yogamaya6yogamaya6

更新日:2021年1月24日

ヨガへのモチベーションが下がってしまうことありませんか?


最初はリフレッシュできて最高!これから毎日続けるぞ!って思ったけどモチベーションが長続きしなくてお休みがちになったり、参加するものの集中できなかったり。。


それは根性がないわけでも、飽きっぽいからでもありません。


女性はホルモンバランスでからだも心も1ヶ月の中で変化していますし、更年期、閉経と人生の大きなサイクルもあります。

いつも同じモチベーションを保てないのは当然なのです。

女性はこの変化に合わせてヨガへの取り組み方を変えることを私はおすすめしています。


☽生理の3日間

なにもしないスペシャル休暇❤️❤️

基本は暖かくしてお休みください。

手を抜くことを頑張って欲しい。

第一優先は子宮を休ませること。

運動も控えます。からだに力みがあると生理痛が重たくなりますので、ストレッチや緩めるポーズ、呼吸法、瞑想がおすすめです。

オンラインヨガならカメラオフで緩めるポーズだけ行いストレスフリーな受け方も良いと思います。

対面の場合、スタジオまでの往復が辛いならお休みしたって良いのです。


☽生理も落ち着く頃

女性ホルモンのエストロゲンの働きで、髪、肌つやつや、からだも心も安定するキラキラな時期✨

骨盤調整や身体の使い方を細かく意識してポーズを行い生理後のからだを整えましょう。

積極的にチャレンジポーズを行うことや、参加したことがないヨガクラスへのチャレンジもおすすめです。


生理開始日から14日後~生理までの黄体期

女性ホルモンのプロゲステロンの働きで、身体は妊娠する準備に入り栄養や水分を溜め込む時期。

眠たく、食欲が出てきたり、お腹がふっくらする方、浮腫みやすくなる方もいます。

栄養や水分を溜め込むだけではなく、エネルギーを溜め込む時期でもありますから、感情やネガティブなものも溜め込みやすい時期。

溜め込みすぎたエネルギーは、イライラなど感情で出す方、体調不良で出す方もいます。

現代で言えばPMSと言われる症状です。


この時期はチャレンジではなく、不必要に溜め込みすぎないように呼吸に集中してエネルギー(ヨガではプラーナと言います)の流れを良くするイメージや不要な力みを手放していく意識を。


PMSが強く出る方は、溜まりすぎたものを外に出せるようにセルフマッサージや筋膜リリース、デトックスポーズ、浄化の呼吸法(カパラバティやナーディーショーダナ)、瞑想もおすすめです。


生理が始まる数日前から、からだは緩み経血を出す準備をしますのでお腹に力が入りにくくなります。腹筋を強く使うポーズや強いねじりのポーズは生理痛の原因にもなりますから控えましょう。


更年期~閉経後

更年期からエストロゲンの分泌はアップダウンを繰り返しながら減り、閉経年齢は個人差がありますが50才~52才くらい。

女性の寿命は昔に比べてものすごく延びましたので、現代女性は女性ホルモン分泌なしで何十年も過ごします。

寿命が延びたんだから女性ホルモンも延長してくれればいいのに😢


ホルモンバランスが徐々に減ってくれればよいのですが、毎月アップダウンを繰り返すので、からだはついていけません。連動して自律神経も乱れ、からだと心も不安定になる更年期。

自律神経やホルモンバランスが整うポーズももちろん良いのですが、どんなポーズも深くゆっくりとした呼吸を心がけてポーズを行うことで自律神経が整い、からだと心の不調が緩和されます。

自律神経を整える片鼻づつ行う呼吸法(ナーディーショーダナ)や瞑想もおすすめ。


閉経後は心筋梗塞、動脈硬化、肥満、骨粗鬆症、アルツハイマー、認知症などの病気のリスクが上がりますので更年期から予防を。


筋膜リリースやストレッチ系のポーズは血管や筋肉をしなやかに保ってくれます。

肥満や筋力低下による尿漏れや便秘、骨粗しょう症を予防していくためにも筋力を高めるポーズも大事です。

しかし急に負荷がかかりすぎると怪我や骨折に繋がりますので無理は禁物。

呼吸法や瞑想法は認知症予防にも効果が期待されています。


今日はストレッチ系のポーズを中心に行おう、今日は体調が良いからチャレンジしよう。今日は呼吸法と瞑想をしっかりやろう。と、いうように1日1日のからだと相談しながら目的を決めてヨガを行ってみてはいかがでしょうか。


月のサイクル、人生のサイクルに合わせてヨガをすると、からだと心に負担をかけずに楽しむことができます。


チャレンジと無理の違いの目安は呼吸です。

無理をしている時は、呼吸が止まっているか荒くなっています。

穏やかな呼吸ができていないと感じたら、ポーズを緩めるか、チャイルドポーズやシャバーサナで休息しましょう。

これはとても大事なことです。

ヨガインストラクターは、あなたのことを決して怠けてるとは思いません。

自分のからだと心に向き合ってヨガをしてくれてるのだと安心します😌


これからも素敵なYOGA LIFEをお過ごしください。ナマステ

パリガーサナ(門のポーズ)

滞りやすい脇、鼠径部、膝裏を伸ばして巡りをよくしてくれる大好きなポーズ🎵



 
 
 

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